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CEOブログ

2013年03月22日 動態管理システム

スマートフォンやタブレット端末でGPS機能を利⽤して、⼈の動きを管理したり、⾞輌の位置情報を監視したり、
さらには作業ステータスも同時に確認できるようなシステムで何か適当なものはないかと探索しておりました。
以前より興味のあった分野ではあるのですが、先⽇、動態管理や位置情報システムのソリューション開発をされ て
いる企業様にお話しを聞かせていただきました。
具体的に多⽅⾯にて活⽤されている事例等、⼤変 興味深く聞かせていただきました。
弊社で提供している倉庫管理システムとは別に、倉庫内にて作業員の動線を確認し、 作業ステータスを⼊⼒してリ
アルタイムで情報共有ができたりと、⼀つの端末で必要な情報を個々⼈で把握、確認ができればと思ったのです。

いくつかご紹介いただいた中で、特筆すべきは被災地の状況報告アプリケーションでした。
こちらは通常、紙ベースとしていた報告書を項⽬毎に⼊⼒する形で、写真の添付やインター ネット上の地図サービ
スから位置情報を取得したり、調査ルートを残したりと情報を集約することができるのです。
操作も簡単ですし、調査済みのレポートはその後の集計やデータ分析にも役⽴てられています。

他にも、ある研究所では、作業員の動線をデータ化し、ベテラン作業員と新⼈作業員の動きの相違を分析すること
にも利⽤されていました。 これには専⽤のセンサー端末を装着しなければなりませんが、まさに⼈の⾏動の可視化
ですね。
物流業界 における作業の効率化は今や必須条件でありますが、このGPS機能を上⼿く利⽤することで、今後の可能
性といったものが更に広がるのではないかと思うのです。
なににせよ、近年のスマートフォン、タブレットの普及は ⽬覚ましいものがありますので、ここにフォーカスを当
てビジネス展開が広くできるものと思います。