『物流×IT』で社会を明るくする、シーネットグループ

CEOブログ

2015年12月15日 上海 会社設⽴法

先週、上海へ出張してきました。
このたび上海を営業拠点とする会 社の設⽴を前提にコンサルの⽅々に相談をしました。
⼤⼿会計事務所にて打ち合わせを⾏いながら、最近の中国での外資企業設⽴事務の変わ りようには勉強させられま
した。
会社設 ⽴に必要な資本⾦ですが、⽇本と同じく外資でも1元から会社登記が出来るようです。もちろん資⾦繰り
上、最低資⾦は必要なので実際はそのようにはできませんが、以前の外資は5000万円が最低必要だった規則は撤廃
されていました。数年前に北京で会社を設⽴した時は、外資は厳しかったので内資での設⽴を⾏いましたが、今回
は外資100%で会社を設⽴することが容易になりました。しかも資本⾦に該当する資⾦は分割での⽀払いができる
ので、さらに容易に資本⾦を⽤意できるようです。登記⼈も北京とは異なり、株主・執⾏董事・監査が最低登記⼈
で、それ以外の総経理(社⻑)・副総経理(副社⻑)は登記する必要がありませんので⼈事変更のやり⽅も変わり
ます。

上海には⾃由貿易区なるものがありますが、特に⼤きな政策変更があってもここ⾃由特区内に会社を登記すれば、
⼤きな国策による影響は最⼩限になるようです。ですが、今回は検討から外しました。それ以外にも⼤きく変わっ
ていることもあり北京にある内資企業を買収する⽅法ですべてシーネット100%の会社関係にすることも容易にで
きるようです。実際にどのようになったかは、来年4⽉には分かりますので機会があればご紹介します。