シーネットとベイキューブシー、両社ともほぼ同じ年に創立30周年を迎える。
10年以上のデフレ不況からやっと脱したと思った矢先、コロナ渦に突入した。
今まで経験したこともない困難をやっとの思いで乗り切り、2022年を迎えることになった。

起業し、30年生き残れる企業は約0.1%と言われている。
振り返ってみれば、この30年間は苦しいことばかりで、いい話はあまりなかったように思う。
『やっとここまで生き残ってきた』が正直な話である。

しかしながら、200人弱の社員を路頭に迷わせることがなかったこと、それだけで私は救われる。
もっと自分に人徳があれば会社を大きくすることもできたかもしれない。
そのような思いが頭をよぎることも幾度となくあったが、今さらそれを言っても言い訳がましい。

来年から、私は終活の段階に入る。
これから先もどんな災害や困難が待ち受けているのか知る由もないが、
どんな状況になっても、決して負けない自分がいる。さらに前を向いて生きていきたいと思う。

皆さま方が良き新年を迎えられるようお祈り申し上げ、今年最後のブログ投稿とさせていただく。
来年もどうぞよろしくお願い致します。