数年前、私は「エコシステム」とは、太陽光発電の類であると思っていました。
今にして思えば、大変浅はかだったと感じます。
やっと理解が深まり、シーネットの戦略そのものが「エコシステム」だということが腹落ちしました。
ＨＰに記載した『シーネットグループの考えるエコシステム』は、下記の通りです。

シーネットグループは、複数の事業会社を単に束ねただけのホールディング企業とは異なり、
同一理念のもと、各社の人財資産・ソリューション資産・顧客資産をホールディング会社がダイナミックに管理し、
グループとして最大限のパフォーマンスが発揮できる体制を目指しています。
この生態系全体を【エコシステム】と呼びます。
【エコシステム】の特徴には以下のようなものがあります。

●シーネットグループをコアとした各社に在籍するサポート要員・開発要員・管理・営業企画等の人財資産
●IT 技術を中心とした様々な特化型ソリューション資産
●中規模から大規模に跨り、食品・流通・外食・食品卸・３PL 企業における多くの顧客資産

【エコシステム】の生態系内部で、3つの資産をシェアしていくことが、他社との『競争優位』を高めています。
そのために各社間での尊重と資産のシェアが重要となります。
グループ全体の理念を『物流×IT で社会を明るくする』で統一し、【エコシステム】を強力にドライブしています。
HP：シーネットグループ事業のエコシステム

言葉にしてみると簡単なことのように聞こえますが、物事はそう単純にはいかないでしょう。
場合によっては、協力しないほうがいいこともあるかもしれません。
なぜなら、協力しないほうが余計なことがなく、自分の仕事は楽になるからです。
しかし、『石橋をたたいては渡たれない』。今回もそのように考えて行動していきたいと思います。